iRacing参戦2年目となった2018年。
この年は暇racing極み史上もっとも不運に見舞われる年となった。
開幕戦のデイトナ24時間レースでは見事クラスポールポジションスタートとなったが、3周目でのスピンをきっかけに順位を落としてしまい総合21位クラス13位でレースを終えた。
2戦目のバサースト12時間レースでは3番手からのスタートとなったがマウントパノラマというコースに牙を剥かれチームとしては初のエンジンブローを記録。24位でレースを終える。
3戦目になるセブリング12時間ではポールポジションスタートで今回こそはとスタートを切ったが、1コーナーで後続車にプッシュされクラッシュ。リタイアとなった。
レースでは散々となった2018年であったが、暇racing極みにとって悪いことばかりではなかった。
チームとしてはサポートとして長谷川工業から発売される前だった「DRAPOJI」の試作品を2台提供して頂き、バサースト12時間から導入させてもらった。この出来事が暇racing極みにとってのターニングポイントになった。
全くいいところが無く悔しさばかりが募る幕開けとなった暇racing極み。悪い流れを断ち切るためカラーリングから変更を加えることになった。
「Re:START」と題したこのカラーリングでは新たに機材提供をしていただいた「DRAPOJI」のロゴを追加。さらにマシン下部を黒地にし赤色のラインを追加し、よりレーシーな印象を与えるものとなった。
もう1つ今や暇racing極みの大きな特徴となった箱車は運転席側、フォーミュラは右側のサイドミラーを黄緑にするカラーリングもここから登場となった。目的として一目で暇racing極みと判断するためとドライバーを主とする考えからである。
このカラーリングに変えてからレースでの結果も良くなった。
ハイライトとしてはIndy500にて今期最高位の3位を獲得したことだろう。予選を3番手で終え決勝。常に先頭集団で走り続け最多リードラップを獲得。最後まで誰が勝つかわからないようなレースであったが、残り数周で燃料が足りず泣く泣くピットイン。あと少しのところで勝利を逃した。
この年もう1つ大きな出来事があった。
暇racing極みのHPがJimdo公式に取り上げられたのだ。
完全に趣味でやっていたHPではあったがこのような形で取り上げられると嬉しかった。より暇racing極みという存在を知ってもらえる良い
機会となった。
2018年はスペシャルカラーが何台か存在した。その中の4台を紹介したいと思う。
1台目は911 GT3 Cup。チームメンバーの@969_carrera が制作したカラーリング「RX-0」。その名の通りユニコーンガンダムをイメージしたものとなっており、通常カラーとは違うグラフィカルなものに仕上がっている。
2台目と3台目は他チームとのコラボレーションから生まれたカラーリングとなっている。
Shanghai Tamon RacingとProject_P_Racingと共にスパ24時間レースとルマン24時間レースに参戦した時のカラーリングとなっている。3チームの特徴を1台に収めた特別仕様となっている。
4台目はBlancepain GT Sprintに出場していたカラーリングなのだが、所謂痛車仕様である。
「艦隊これくしょん 艦これ」の「響」の痛車仕様で1シーズン走り抜いた。