2020年暇racing極みは新たなステージに立った。
様々な人との繋がりを通じてeMotorsportsとの関わりを強くしていった。その中で暇racing極みに出来る事としてマシンカラーリングデザインと広告画像の制作を外部に向けて行い始めた。
2020年は3チームと1個人に向けてマシンカラーリングを、1チームに向けて広告画像を提供した。
新たな挑戦を支える暇racing極み2020年カラーリングはチームコンセプトにもある「SiNGULiNE」をカラーリングに反映したものとなっている。他の特徴としては箱車のヘッドライト周りを赤色に塗った「レッドアイ」というものがある。これは歌舞伎から着想を得たものとなっており、これからの挑戦に対して勇気を持って挑むという意味と車の眼力を高め意志の強さを表現している。
2020年は暇racing極みとしてのレース活動は少なかったが、KMR Racing主催のKMR耐久にてSHINJI channelさんの助力もあり「ベストストリーミング賞」を受賞することが出来た。
2021年のカラーリングは昨年のSiNGULiNEを調整したものとなった。
ベース色の青を鮮やかで明るいものへと変更。この青はかなりこだわりを持って製作されたもので実際サーキットの中でも一際綺麗なものであった。
昨年はレースが思ったように出来ていなかったがこの年はJPコミュニティを中心に活動をし、その中でASSO MOTORSPORTS e-SPORTS TEAM主催の2つのイベントでは多くのゲストドライバーを招集し、チーム史上に残る大きなチーム体制で挑んだ。
1つは「脇阪寿一とルマンを目指すシリーズ」。
3人1組が条件となったこのレースではレイスシム子さんをドライバーとして招きレースへ参戦した。
シリーズがエンジョイレースであったため結果等は記録されていないがiRacingトップドライバーの走りを近くで見れたことはチームに良い刺激を与えた。
もう1つは「ASSO F3 Championship」だ。
本格的なレース体験を謳ったこのシリーズでは暇racing極みから2台を出場させ、レースに向けてドライバー以外にスタッフなども集めて挑んだ。
しかし初めての大人数運営はトラブルも多く、一時はレースどころではない状態まで行ってしまった。何とか全戦出走を果たすことは出来たが力不足を痛感するものとなった。
それ以外のレースではIndy500では最高位タイの3位を。
村上モータース presents KMR-Cup 2021Season2-3ではCUPクラスでシリーズ2位を獲得するなど活躍を見せた。
カラーリングでは良い報告があった。
「alpinestars CUP 2021 presented by SPK」にてカラーリング賞の「TCL ADVANCE賞」を獲得することが出来た。
長い間継続してきたカラーリング制作が実を結んだ嬉しい瞬間となった。
精力的に活動を行った2021年はスペシャルリバリーが非常に多い年だった。
この年のスペシャルリバリーは「ViLD(ヴィルド)」シリーズとしてリリースされている。「VIVID Build」を略して「ViLD」呼んでおり「明るい未来を創り出す」というテーマのもとで普段の暇racing極みにとらわれない自由な発想から創られている。
第1弾はASSO F3のテスト時に使用されたF317のカラーリング「ViLD TEST21」。
モザイク柄やワイヤーフレームを使用した意欲作となっているがテスト専用のカラーリングなので表舞台には出てこない幻に近いカラーリングとなっている。
第2弾は488 GTEの「ViLD monochrome」だ。
年々使用色が増えていた暇racing極みから色を抜くとどうなるのか?を実行したカラーリング。
掲載ロゴも可能な限りモノクロにし仕上げをマットにすることで、通常カラーとは違って落ち着いた印象を与える。
第3弾はIndy500出場時に使用した「ViLD Sorcerer」。
エースコンバットZEROに登場するソーサラー部隊のF-15 S/MTDに使用されたカラーリングをオマージュしたもの。
ロードパッケージ用も作ったが走行は1度切りとなった。
第4弾はF317のテストカラー「ViLD 2EST」。
ASSO F3の2つ目のテストカラー。主にスタッフ向けに作られたものでプラクティスを中心に走行を行った。