11月17日に富山県のネッツトヨタ富山本店にて北日本新聞社主催「富山eスポーツトーナメント 頂-ITADAKI-Vol.2」が行われ、暇racing極みのしーなありさがグランツーリスモ部門に参加し20名中の3位を獲得した。
予選・決勝共に鈴鹿サーキット3周タイムアタックという形式で行われた今大会。今回でeSportsイベントへの参加が3度目となったしーなは、初めての参加となった「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 北陸予選」での県内6位の順位よりいい結果を残したいとコメントを残していた。
予選が始まり2台のPS4を使い2名ずつタイムアタックに挑んでいく。
しーなの出走順は1番最初。基準タイムを刻むことになったがここで1つミスを犯す。
「シートポジションを完全に間違えてしまったんだ。合わせる段階では問題はなかったと思ったんだけど、合わせ終わって走り始めた時に自分のミスにすぐ気づいたよ。」
「タイムを出すことに集中し過ぎていたのかもしれないね。ドライバーにとって1番重要な所を疎かにしてしまった。僕は人一倍ポジションにはうるさい方なんだけど…らしくないことをしてしまったよ。」
適正なポジションで走れないかったこともあり、予選では結果振るわず2分0秒351というタイムで終えた。
その後しーなが見守る中他の車両がアタックを行っていく。続々とタイムが出ていくがしーなのタイムを上回ったのは2台のみで、何とか予選を通過する。
そして決勝。ステージ上にある大型ディスプレイに自分の走りが映し出される中、予選でのタイムが遅かった順にアタックをしていくことになり、しーなの出走順は2番目となった。
1台目のアタックを後ろで見守りながら自身の集中力を高めていくと同時に冷静に自分のペースを意識していく。
いざ出番。シートポジションを正しく調整してもらいコースイン。1周目はアウトラップと切り捨て2周目以降に託すことにしていたしーなは見事2周目に2分を切るタイムの1分59秒748を記録。このタイムは練習を含めた今までのタイムよりも1番速いタイムとなった。その勢いのまま3周目に入ったが、1コーナーで左側の車輪が縁石を跨いでしまいスピン。そのままアタックを終了することとなった。
アタックを終え残り2台のアタックが始まるが前の車と0.4秒、トップとは0.6秒の差が付き3位となり大会を終えた。
レースを終えてしーなは「最高の結果だった」と振り返った。
「練習での成果を100%出し切ることが出来た!結果にはとても満足しているよ。」
「3周目のアタックが出来なかったことは少し心残りがあるけど、アタックラップの時の集中力には自分でも驚いた。あの時は周りの声や音が全く聞こえていなかったよ。そのぐらい集中できていたんだ!」
「今回は自分の可能性が見える良い経験になったと思う。練習に付き合ってくれたみんなに感謝しているよ。」
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