THE eRACE BATTLE Rd.2、しーなありさが2位を獲得!

11月23日に岐阜県のカラフルタウンで行われた「THE eRACE BATTLE Rd.2」にてしーなありさが2位を獲得し表彰台に上った。

 

第2回目となったTHE eRACE BATTLEは前回と比べて規模が大きなものとなった。優勝者に10万円は前回と一緒だが、それにプラスで優勝者にはSteelseriesからゲーミングヘッドセットが賞品としてプレゼントされる。さらに1~3位の人には実際のレーシングカーである「FJ1600」をテストドライブする権利が与えられるという大規模な大会となった。

 

今大会のフォーマットは2グループに分かれて3レースを行いポイントを争い、その2グループ合わせた上位5名が決勝に進めるものとなっていてしーなはBグループに振り分けられ2位で決勝にコマを進めた。

Race 1:Weather Tech Raceway Laguna Seca + Global MX-5 Cup

予選は10分間で行われ、しーなありさは5台中の2番手でフロントロースタートとなった。

予選ではしーなの片手運転が注目されていたがそれにしーなは「最適な運転を探した結果」と答えた。

「あれはあの場でたどり着いた答えのようなものだ。完全にアドリブだね!」

「でも実際走りやすくなったと思う。ハンドルのフィードバックがわかりやすくなったと思うし、コーナリングの時も苦労はしなかったよ。」

 

そして決勝。スタートでギアを入れ忘れるという失態から始まったレースだが、すぐに順位を取り戻し1位の車両を追いかける展開になった。

しかし1位を追うには一歩及ばず2位でのフィニッシュとなった。

Race 2:Sonoma Raceway + VW Beetle RX

同じく10分間の予選で行われたレース2。ここでも2番手スタートとなったしーなはこの組み合わせに自信がありここで1位を獲るため1コーナーで勝負を仕掛けるも上手くブロックをされてしまう。前の車両とは1秒前半の距離を維持しつつ少しではあるが詰めていったが、ここでも速さが足りず2位に終わってしまう。

「僕はダートが得意だからこの組み合わせは自信があったんだ。だから確実に決勝に行くためにここで1位を手にしておきたかった。」

「けど僕の走り方は角度を大きくつけしまう癖があって1コーナーでタイムを失っていたんだ。レース中に気が付いて途中から修正していった。そのおかげで前との差を縮めることが出来たけど、気付くのが遅かったから捉えることが出来なかったんだ。もう少し出来ることがあったと思うと悔しいね。」

Race 3:Silverstone2011 + Cadillac CTS-V Racecar

第3レースはシビアな挙動のCadillac CTS-V Racecarでのレースで、しーな自身もこの車は得意ではなくここでポイントを落とすことも覚悟していた。

だが機材トラブルでレース開始が遅れる中で、その時間で走りを理解し予選へ向かい見事ポールポジションを獲得した。

レースでは危なげのない安定した走りを見せ、後ろの猛追を交わし勝利した。

FINAL:Charlotte Motor Speedway Roval + Global MX-5 Cup

レース1からレース3まで安定感のある走りを見せ、 決勝へと進んだしーなありさ。

決勝レースは再びMX-5を使うレースでコースはCharlotte Motor SpeedwayのRovalレイアウト。しかしここもしーなが不得意とするコースで、練習でもイマイチ感覚をつかめないままであったという。

 

「普通のサーキットとはまるで違うコースだ。走っていても上手く走れているという感じがしないんだ。不思議なコースだよ。」

 

スタート順位を争う予選がスタート。1つでも上の順位を目指し全車一斉にアタックを開始していく。

だがしーなはトラックリミットをオーバーする場面が多くみられタイムを記録することが出来ず最下位からのスタートとなってしまう。

しかしながらこのコースは後ろからのほうが有利な部分もあるため、相手から離されないように走れれば大きなチャンスを手にすることが出来るかもしれない位置につけているため優勝のチャンスは十分にあるのだ。

 

そして決勝。

各車通常通りにスタートを切り1コーナーへ。ここでしーなが後ろから理想のラインで1コーナーを決め1台をパスしさらにその前の車両に食らいつく。しかしながら相手もここまで勝ち抜いてきた強者、簡単に順位を譲ってはくれない。

続くインフィールド区間は縦1列で順位変動はなくオーバル区間へと進んでいく。ここでまたもしーなが3位の車両と横に並ぶ。その先にはシケインが待っている。ブレーキングで刺しに行くか?様子を見るか?

だがまだ1周目、まだ慌てるような時間ではないのでここは落ち着いて様子を見ることに。しかし様子を見るために1歩引いたときにトップを走っていた車両がミスを犯し前との差が一気に縮まる。チャンスはいつも突然やってくるのだ。

シケインの脱出で3ワイドになる。しーなは真ん中に位置し両サイドの車両の前に出る。これで最下位から一気に2位までポジションを上げたしーな。トップを行く車両との差もそこまで離れていないし、レースが始まったばかりだと考えればとてもいい位置に付けていた。

 

しかしレースは甘くはなかった。

 

最終シケインで後ろの車に押し出される形でコースアウト。後でリプレイを確認したがどうやらラグによる影響で接触扱いとなってしまったようだ。この接触により2位からまた最下位に順位を落としたしーな。だがこの荒れたレース展開、諦めるにはまだ早い。

 

トップとの差は10秒も開いてしまったが、レースペースは特別悪くなく少しずつ前との差を縮めていく。その間前の方では激しいバトルがありタイムを大きく失うような接触などもあった。それはしーなにとっては好都合で10秒の差が一気に5秒にまで縮まりレースの流れを手繰り寄せていく。すると前を走る1台がインシデントリミットに到達してしまい脱落。これによりしーなは3位に浮上し表彰台は確定した。だが周回数はまだ残っているし、前に追い付き1位を狙っていきたいところだ。ペースはそのままにプッシュを続けていくがトップ集団に追い付くには少しペースが足りないような状況。周回数もわずかしか残っておらずこのままフィニッシュかと思われた。

 

その時4秒先で、このレース最後のドラマが起きた。

 

ファイナルラップ。トップ争いをしている2台の差はコンマ1秒。ファイナルラップと言うこともあり、お互い1歩も譲らない接戦を繰り広げながらコーナーをクリアしていく。順位の変動はないが、2位の車両がトップにプレッシャーを徐々に与えていく。しかしトップの車両は動じない。そのような状態が最終コーナーまで縺れ込みブレーキング勝負へ。ここで2位の車両がイン側に車を動かし抜きにかかる。だがこれにトップも反応しブロックラインを取るがブレーキが遅れてしまい減速しきれずオーバーシュートしてしまう。このまま逆転勝利かと思われたが、2人の強い想いが交錯する瞬間2台の車両は接触をしてしまう。2位の車両の左リアとトップの車両の右フロントがぶつかってしまい2位の車両は横を向いてしまいトップ車両はそれを避けるために減速。その後ろからしーながレーシングスピードを保ったままコーナーを駆けてくる。

 

だがトップが再加速をしフィニッシュラインを先に越していった。

最終的にしーなは最下位スタートから2位でのフィニッシュとなった。

レース後にしーなありさは「これもレースの一部だ」とコメントを残した。

 

「スタート後の1コーナーはとてもうまくいって順位を上げることができた。この時に流れを自分のものに出来たと思ったんだ。」

「その後のシケインでも順位を上げることができ、勝利への道筋が見えたんだけど、レースのことを少し楽観的に見てしまった。リアをプッシュされるような形になり、コースの外へ飛ばされてしまったんだ。」

「しかし接触というのもレースの一部だから仕方のないことだと思うよ。だけどとても悔しいのも事実だ。勝利は不可能ではなかったと思うし流れは決して悪くはなかった。」

 

接触に対しては強めのコメントを残したが、マイナスなことばかりではないとも続けた。

 

「暇racing極みの存在を大きくアピール出来たと考えているよ。」

「耐久レースなどで鍛えられた安定感を発揮できたと思うし、何よりチームにいい結果をもたらすことが出来た。これは何よりも嬉しいことだ。出来れば優勝が良かったというのは否定はしないけど、全力を出し切ってこの順位なら素晴らしいことだ!」

 

2大会を経て大きな成長を見せた暇racing極み。今後の活躍に期待したい。

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